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Vol.5 インプラント治療
(下顎大臼歯部1本)
〜ノーベルバイオケア
リプレイスセレクト
「歯科医師が体験したインプラント治療」
この経験を活かして自分の患者にも最良のインプラント治療を提供できるよう頑張りたい。
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01 インプラントの手術前
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現状確認と治療内容説明
現状確認と治療内容の説明
ドクター:
下の方は大分治ってると思うね。上はまだ。
完全ヒーリング(*1)で、最長で13ミリ(*2)。
*1 インプラント埋入後、完全に縫合して治癒期間を待つ2回法を選択
*2 インプラントの長さが13mm
患者さん:
それは4ミリ(*3)のですか?
*3 インプラントの径が4mm
ドクター:
僕はワイド(*4)で考えてる。骨幅考えると5ミリで十分入るから、まず心配ない。
抜歯後どのくらい経ってるっけ?
*4 インプラントの径が5mmのタイプのこと
患者さん:
2ヶ月くらいですかね。
ドクター:
もっと経ってないっけ?抜歯後にステント(*5)撮ってるから。
これが…ステントが5月だから。
*5 歯形の模型を元に製作する透明樹脂のマウスピースのようなもので、
理想的なインプラントの埋入位置や方向を確認するために使用される。
患者さん:
3ヶ月くらいですね。
ドクター:
もう完全ヒーリング(*6)してるでしょ。
問題ないね。じゃあ11.5mmと13mmを用意しておくから。
*6 3ヶ月前に抜歯した部分が完全に治癒しているという意味。
患者さん:
はい。お願いします。